NHK五輪ネット生中継は2000時間以上

 NHKが22日、8月5日に開幕するリオデジャネイロ五輪について、インターネットで期間中に2000時間以上の生中継映像を配信すると発表した。前回のロンドン五輪(913時間)の2倍以上となる。

 リオ五輪では、民放を含めて放送されない競技・種目の生中継映像を視聴できる「ライブストリーミング」と、ライブストリーミングで配信されたものを含め、現地からNHKに送られた競技の映像を終了後に見られる「見逃しサービス」、そして朝と昼前の定時に1日2回配信予定の「ハイライト動画」の3点のネット独自の動画配信を予定している。

 「ライブストリーミング」は地上波やBSなどテレビでは放送されない種目・競技を視聴することができる。基本的には音声は会場音声のみだが、1日1種目程度はネット独自の実況や解説をつける予定だという。「見逃しサービス」は視聴期間に期限が設けられるが、詳細は未定。

 この取組は20年の東京五輪も見据えての措置だという。ライブストリーミングは期間中に2000時間、見逃しサービスは計2300時間を予定している。木田幸紀放送総局長は「ライブストリーミングは2000時間という量をしっかりと着実に対応できるか、ユーザーの方からのオファーがアトランダムに来るわけですが、それに対して配信できるか。量が桁違いというところが東京五輪へ向けての我々の課題です」と意義や課題を語った。

 特設ホームページや配信視聴用のアプリは7月下旬に設置するとしている。

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