ハリー杉山、一夜明けた英国の様子は…
イギリス人の父と日本人の母との間に生まれたハーフタレントのハリー杉山(31)が24日、イギリスのEUからの離脱が決まり、夜が明けた街の様子をツイッターで伝えた。ハリーは歴史的な瞬間を祖国イギリスで迎え、意外な離脱決定に「GB(グレートブリテン)の解体」を予言した。
ハリーは21日に渡英。イングランドのグラストンベリーにある実家へ戻った。その時点では「最後の最後でお祭りモードになってる国民は冷静になり 離脱しないと思います」と予想しつつも、「心配 ただ心配です 時の流れがどう変わるのか見届けてきます」と祖国の選択を案じていた。
そして24日未明、「離脱決定」を受けてツイッターで「ロンドンなぅ。BBCから離脱の声。ポンドクラッシュ。イギリス国民の将来、どう変えたのかもちろんまだわかりません」と一報。この結果について「“independence day”イギリス人が誇れる独立記念日だ!!と叫ぶ人もいれば“end of GB”グレートブリテンの終わりだと叫ぶ人も」と街の雰囲気を伝えた。
夜が明けて午前7時、ハリーはツイッターによるレポートを続けた。
「0700前のピカデリーサーカス。静寂を壊す酔っ払い達の国歌」と離脱派の浮かれる様子を伝えた。そして「“独立記念日”?冗談じゃない。グレートブリテンにそこまでプライドを持ってるのであれば、EU離脱=誇り高きGBの解体と何故わからないのか。ユニオン・ジャックの寿命。。」と、英国の将来を悲観した。
ハリーは残留支持で、「離脱派有利」がはっきりしてきた時点では「嘘だろ…離脱派が有利になり、ブックメーカー達もオッズを変えてる・・まもなくロンドンは朝4時。bloody hell(くそ)」とつぶやいていた。
ハリーはニューヨークタイムズ東アジア支局長などを務めたイギリス人を父とし、11歳まで日本で暮らしてから英国移住した。18歳で単身日本へ戻り、投資銀行で働きながらモデル業にも就き、やがてはテレビ番組で司会するなどタレントとして売れるようになった。