たけし 舛添要一氏を「信じていた」
ビートたけしが26日、テレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(後11・55)に出演し、政治資金規正法をめぐって東京都知事を辞任した舛添要一氏について「信用していた」と述べた。たけしはこれまで舛添氏について「退職金、少し返せよ」などと辛口な発言を続けていた。
番組冒頭、たけしは「普通でやると隣に東国原が座ることになってるんですけど」と前置きしてから「もしかして間違って都知事選に出馬されたら全面的にカットしなくちゃいけないので一番端でカットしやすいように」と都知事選への出馬のうわさが絶えない東国原英夫を見やった。
たけしは続けて「1回田嶋陽子さんでひどい目にあった。田嶋陽子さん、この番組に出た後に参院選に立候補されちゃって。全部顔ぼかしてセリフなしっていう妙なエロ映画になっちゃって。ひどいめにあった」とし、あらためて東国原を見て「あまり発言しないように」とクギを刺した。東国原は「分かりました」と応じた。
その後、選挙についての話題になり、たけしは舛添氏について「俺は舛添さんは信用していたタイプ。やり手だと思っていた。結果を見るとこれかよって」とがっくりした表情を浮かべた。「われわれはどんな基準で、どうやって人を調べればいいのか分からなくなった」と舛添ショックの根深さを述べた。