高須院長、虚偽情報で宮地容疑者を擁護
高須クリニックの高須克弥院長が6月30日、ラジオの生放送中に共演女性をマイクで殴り、怪我を負わせたとして逮捕された宮地由紀男容疑者を、ネットのまとめサイトの情報を元にツイッターで擁護。その後、情報が虚偽と分かって「呟きは漏れ聞こえる無害な副音声」と弁明した。
生ラジオでの事件がニュースになった後、ネットでは被害者のタレント、神野三枝が放送の中で宮地容疑者の家族を侮辱したという情報が流れた。
これを目にした高須院長は早速「宮地さんの気持ちわかる。家族を侮辱されたら一発かますのは名古屋の作法」「僕は、宮地さんがそんなこと言われてヘラヘラしてたら衝撃です」とツイートした。名古屋に自宅のある高須院長にとって、宮地容疑者は親しみのある存在だったのだろう。
しかし、情報は虚偽であることが明らかになり、当該まとめサイトも「この書き込みは虚偽情報です」と表記した。
虚偽情報を信じて拡散した形となった高須院長だが、それをとがめる指摘に対して「目に触れた情報に対して率直な意見を述べたのです。情報が間違っているなら、正しい情報が出た段階で意見を述べます。とりあえず愛知県警の発表を待ちます」と慎重に転じた。
そして虚偽であったことが濃厚になると「デマだと仮定して、それに対して脊髄反射的に呟いたのがどうして悪いのですか?呟きは漏れ聞こえる無害な副音声」と弁解した。これに対して、高須院長の姿勢を批判する声が多数寄せられた。