東国原、高島の会見に自身重ね合わせる
元宮崎県知事でタレントの東国原英夫が1日、フジテレビ系「バイキング」で、元俳優で夫の高知東生容疑者の逮捕を受け、謝罪会見を行った女優・高島礼子について、自身の体験を重ね合わせ「(高知容疑者が)これをどういう思いで見てるのか」と、辛い表情で訴えた。
番組冒頭で、高島の会見の様子が伝えられ、その録画映像などが流されたが、これを見た東国原は「ご立派だったと思います」と高島の会見を評価。逮捕されてまだ1週間だが、「この時期、離婚どうしますなんて、明確な答えないですよ。考えさせてくださいと(言っていたのは)正直な会見だったと思う」とコメントした。
だが、この会見映像を見て東国原は一瞬言葉を詰まらせる場面も。「ぼくもそうだったんですけど…」と切り出し、「1998年にある事件を起こして、そのとき女優だった奥さんが、こういう会見をしないといけなかった。そのときのことを思い出してね…。辛い思いをさせたなと」と振り返った。
東国原は1998年に都内で未成年の少女から性的なサービスを受けたことが発覚し、任意の事情聴取を受け謹慎した過去がある。そのときに、当時結婚していた女優のかとうかずこがマスコミへ向け、謝罪文書を発表するなどして、東国原の不祥事を代わって詫びた。
そんな自身の体験に重ね合わせ「旦那さんがこれを見てどう思ったかですよ」と声を張り上げると、坂上忍も、高島の会見について「旦那さんへの憤り、見ている人は募ったと思いますよ」と、妻を謝罪の矢面に立たせてしまった高知容疑者への怒りをにじませていた。