競馬詐欺、ウマい話に乗らないで
日本中央競馬会(JRA)と大阪府警が27日、「八百長レースがある」などの話を持ち掛けて高額の情報料をだまし取る悪徳予想業者への注意を促すビラをウインズ梅田(大阪市北区)で配った。JRAが警察と共同でビラを作り、広報活動をするのは全国で初めて。
大阪府警によると、昨年1年間に起きた競馬予想に関する詐欺被害は22件計約8900万円。今年は3月までに12件と昨年を上回るペースになり、JRAに被害防止への協力を求めた。
ビラは「大阪がねらわれている」と警告し、優良会員になるよう誘うなどの手口も紹介。