【競輪】清水宏保氏がエピソードを披露

伊東競輪場でトークショーを行った清水宏保氏
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 「共同通信社杯・G2」(29日、伊東温泉)

 長野五輪の男子スピードスケート500メートル金メダリストの清水宏保氏(40)が、伊東競輪場でトークショーを行った。

 競輪界にもスピードスケートから転向した選手が多く活躍しており、清水氏自身も現役時代はトレーニングで取手競輪場を使用していたという。「スケートは時速60キロ、自転車は時速80キロ出るのでスピードの感覚は違う。コーナリングでもスケートはテクニックが必要で、体の傾きを自分でつくる必要がある。それでも自転車は足を鍛えるという共通のつらさがあるので取り入れていた」と話した。

 一般的にスピードスケートと自転車競技は、使う筋肉が同じなので両立しやすいといわれているが「同じという人もいるけど、僕はちょっと違うと思う。ただし、(筋肉中の)乳酸の出方が一緒だから、疲れ方が一緒という部分はある」と専門的な分析も披露。

 現役時代は「外国人選手の体格の大きさに驚いた」というが「“アジア勢はこんな小さな選手を代表として送り込んできたのか”と思われていたが、それを覆してビックリさせることが喜びだった」と振り返っていた。

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