JRA現役重賞勝ち馬が事故死
13年のチューリップ賞を制し、その後の桜花賞(4着)で1番人気に推されたクロフネサプライズ(牝4歳、栗東・田所秀孝)が3日、滋賀県の栗東トレーニングセンターで事故死した。朝の調教終了間際に放馬し、逍遥馬道出入り口の支柱に激突して転倒。左前脚を粉砕骨折しており、やむなく安楽死の措置がとられた。
田所秀孝調教師は「まだ4歳。これからというところでした。本当にかわいそうなことをしました。残念でなりません」と沈痛な面持ちで突然の死を惜しんだ。JRA通算成績は12戦3勝(うち重賞1勝)。8月17日の阿蘇S(15着)が最後のレースとなった。