【POG】ラブユアマンが良血馬退ける
「2歳新馬」(12日、東京)
注目の良血馬を退けて、芝1800メートルの舞台で勝ち名乗りを上げた。4番人気のラブユアマン(牡、父ステイゴールド、美浦・尾関)がセンスあふれる走りでデビューV。4番手で流れに乗って道中をスムーズにパスすると、直線半ばまで鞍上の戸崎圭は持ったまま。満を持してのゴーサインに、手応え通りの反応を返して抜け出した。「素直な馬ですね。切れるというより長くいい脚を使う。距離は延びても大丈夫ですよ」と戸崎圭は素材の良さを評価した。勝ちタイムは1分48秒8。G1・2勝馬アドマイヤグルーヴを母に持ち、単勝1・4倍の1番人気に推されたドゥラメンテは3/4馬身差の2着。ゴール前で猛然と差を詰めたが、出遅れと外を回るロスが響いた格好。さらに1馬身3/4差の3着は3番人気のロジナン。皐月賞馬イスラボニータの異父弟ステイリッチ(2番人気)は7着に敗れた。