【オート】青山周平が船橋オート祭でV

優勝賞金400万円のボードを手にガッツポーズの青山周平
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 「船橋オート祭・G1」(13日、船橋)

 優勝戦が12Rで行われ、青山周平(29)=船橋・31期=が8周1角で抜け出して1着。大会初Vを飾った。今年5回目、通算19回目の優勝で、G1制覇は通算6回目。地元グレード7連覇に挑んだ永井大介は3着だった。

 試走1番時計で1番人気に推された青山が、湿走路でテクニックをフルに発揮した。前々節の飯塚G1は反則失格、前節のSGグランプリは7周4角でアクシデントと、2節ほど優勝戦で消化不良のレースが続いたので、この優勝で吹っ切れただろう。

 レースは逃げた鈴木を、青山が内々を回って猛追。最終周の1角で内からとらえて、G1初優出で初Vを狙った鈴木一馬の夢を砕いた。永井は4周で3番手に上がったが、前の2車には届かなかった。

 「このところ迷惑をかけていたので、勝てて良かった。徐々に食いついてきて、(3)(鈴木)のペースが落ちるのを待った。きょうは厳しいと思ったので、自分でも驚いています。SGではいつも焦って失敗ばかりですが、いつかSGを取りたい」と満面の笑みで語った。

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