【POG】良血馬ベルーフがV発進
「2歳新馬」(14日、京都)
またまたハービンジャー産駒から新星が誕生した。芝2000メートルで争われた一戦は、2番人気のベルーフ(牡、栗東・池江)が超スローペースの瞬発力勝負を制して新馬勝ち。全6頭が一団となる淡々とした流れを4番手でしっかりと折り合い、直線でも鋭い末脚を繰り出して快勝した。勝ちタイムは2分6秒0。首差の2着は1番人気のグリュイエール。ゴール前は急追を見せたが、勝負どころでやや置かれる形になったのが最後に響いた。さらに3馬身半差の3着には5番人気のチャリスウェルが入った。川田は「幼い馬ばかりのレースだったが、よく辛抱してくれた。いい脚を使ってくれましたね」と、いい手応えを感じ取った様子。ただ、「ゴールに入ってから、まだ危ない雰囲気があったので徐々に大人になってくれれば」と課題も口にした。