【東スポ杯2歳S】サトノ重賞初V
「東スポ杯2歳S・G3」(24日、東京)
先月25日に東京の新馬戦を勝ち上がったばかりで、4番人気のサトノクラウン(牡2歳、美浦・堀宣行厩舎)がゴール前で鮮やかに差し切り、無傷V2で重賞初Vを飾った。
ゲート内で再三立ち上がろうとするなど幼さを見せながらも、何とか五分のスタートを切ると道中は後方で折り合う形。直線で1番人気のアヴニールマルシェ(2着)が窮屈なスペースを抜け出し先頭に立つと、それを目掛けるように馬群を割って末脚を伸ばし、きっちりと首差で差し切った。
11年Vのディープブリランテは翌年のダービー馬に、また昨年制したイスラボニータは同じく皐月賞へと飛躍した出世レース。サトノクラウンも前途は洋々と言っていい。3着には9番人気のソールインパクトが健闘した。