【競輪】平原康多が競輪祭を制圧

 「競輪祭・G1」(24日、小倉)

 今年最後のG1レースは平原康多(32)=埼玉・87期・SS=が制して優勝賞金2900万円(副賞含む)と「KEIRINグランプリ2014」(12月30日・岸和田)の出場権を得た。平原のG1制覇は13年2月の全日本選抜以来5回目。競輪祭は09年以来2回目。

 レースは打鐘前に武田豊樹が先行態勢に入り、最終バックまで一列棒状の展開。番手でマークした平原に絶好の展開となり、最後は武田を差し切った。武田は2着。3着は平原後位の神山雄一郎。

 「最後まで武田さんを援護するつもりで走った。競輪はライン戦。関東のラインで決まって良かった。今年は(あっせん自粛で)走れない時期もあったからレースで見せたいという気持ちが強かった。まだグランプリがあるので、そこに向けて頑張る」と平原は早くも年末の1億円バトルに照準を合わせた。

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