師走競馬に激震、JRA新馬戦勝ち馬から禁止薬物検出
7日の中山6R新馬戦を制したピンクブーケ(牝2歳、美浦・小西一男厩舎)から、禁止薬物のカフェインが検出されたことが明らかになった。
10日午後、競走馬理化学研究所から連絡を受けたJRAは中山競馬場の所轄である船橋警察署に届け出て、捜査を依頼した。
競馬施行規定に基づき同馬を失格とし、同レースの着順を変更。2着以下を繰り上げた。ピンクブーケは10日から16日までの出走停止処分を科せられ、1着賞金は没収される。
JRA所属の競走馬から禁止薬物が検出されたのは、93年8月15日の小倉4Rで1着となったファーストサクセス以来、21年ぶり。なおレースは確定しているため、払戻金の変更は行われない。