【栗東通信】ランウェイワルツの一発も
今週の東海S(25日・中京)にランウェイワルツ(牡4歳、栗東)を送り出す音無秀孝調教師。火曜朝、たまたま近くにいた羽月友彦調教師を横目に「(直接対決のみやこSで先着を許した)インカンテーションが強過ぎる」と白旗を掲げていたが、こう続けた。
「いっつもあの馬には負けている。判で押したようにね。インカン(=印鑑)だけに」。“うまいこと言うたった顔”をする余裕があるあたり、泣きのコメントをそのままうのみにする必要もないだろう。
「休み明けを叩いて状態自体は良くなっているよ」。先行馬が前でやり合う形になれば一発がありそうだ。(長崎弘典)