【競馬】システム障害はJRAが原因
日本中央競馬会(JRA)は22日、地方競馬IPATで20日に発生したシステム障害の原因が、JRA内のネットワークトラブルだったと発表した。
大井、笠松、園田を対象にした20日の地方競馬IPATは、障害発生で午前11時20分から43分間、発売を一時休止。JRA内のネットワークトラブルにより、馬券の発売票数の集計に不具合が生じていた。発売票数の一部が、地方競馬共同トータリゼータシステムに送信できなかった。
大井は1、2R、笠松と園田では1Rの発売に影響。ただし、集計された分で当該レースの総発売票数を確定し、払い戻しているため、利用者への払戻金額に変更はない。
JRAの峯島善弘システム管理担当理事は「このたび、地方競馬IPAT発売におきまして、JRA内のネットワークトラブルにより、お客さまにご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます。システムの安定運用に万全を尽くすとともに、再発防止に努めてまいります」とコメントした。