【阪神大賞典】ジャッカル出走取りやめ
「阪神大賞典・G2」(22日、阪神)
昨年の菊花賞馬トーホウジャッカル(牡4歳、栗東・谷)が出走を取り止めることになった。18日の追い切りで右前脚の爪を打撲。谷師は「レントゲンの結果は異常ない。大事を取ってやめることにした。今後は様子を見る」と語った。
デビューからわずか149日という菊花賞史上最短記録で頂点を極めた同馬は、春の天皇賞(5月3日・京都)へ向けての始動戦をにらみ、順調に調整を進めていた。16日も担当の佃厩務員「追うごとに良くなっているし、精神面も含めて、いい意味で変わらない感じやね」と順調な仕上がりをアピールしていただけに、残念な取り止めとなった。