【競輪】近畿5人衆がG1Vへ気合十分
「G1・高松宮記念杯」(6月18~21日・岸和田)に向けて「近畿地区所属出場選手壮行会」が29日、堺市内のホテルでファン、関係者ら150人を集めて盛大に行われた。
出場選手を代表してステージに登場したのは村上義弘(40)=京都・73期・SS、稲川翔(30)=大阪・90期・SS、稲垣裕之(37)=京都・86期・S1、松岡健介(37)=兵庫・87期・S1、三谷竜生(27)=奈良・101期・S1=の5人。それぞれが地元地区でのG1開催への意気込みを語ると同時に、集まったファンとの交流を楽しんだ。
高松宮記念杯の連覇を狙う稲川は「昨年はいろいろ経験したから、今はさらに強くなっていると思う」とレベルアップに自信あり。前場所の宇都宮記念で決勝3着と結果を残したことから「宇都宮を走って『何とか間に合ったかな』という感じがしている」と連覇への手応えを口にした。
近畿の総大将として出場する村上は「苦労したときもファンの皆さんの応援のおかげで乗り越えられた。しっかり恩返しできるように頑張りたい」と完全燃焼を宣言。6回目のG1戴冠にして自身初となる高松宮記念杯Vへ意欲。終始なごやかなムードの中も、しっかり決意を口にした。