【POG】評判馬スマートオーディンV
「2歳新馬」(20日、阪神)
才気あふれる走りで初陣を飾った。ダノンシャンティ産駒のスマートオーディン(牡、栗東・松田国)が1番人気に応えて、好素材がそろった芝の1800m戦を快勝した。前半5Fの通過が1分4秒6の緩やかな流れの中団を折り合って追走。直線で外から楽に抜け出したところを、後方待機の2番人気レヴィンインパクト(2着)が迫ったが、右ステッキが飛んでからの加速が圧巻。はじけるように伸びて、最後は2馬身半引き離してフィニッシュした。タイムは1分51秒1。母レディアップステージは00年の愛プリティポリーS・愛G2の勝ち馬で、同年のオペラ賞・仏G1で3着している。ミルコ・デムーロ騎手は「クレバーな馬で競馬を分かっている。今後が楽しみ」と飛躍を期待していた。
なお、さらに2馬身差の3着は先行した6番人気のカフジキングだった。