「火の国杯争奪戦・Ｇ３」（１２日、熊本）

　昨年のＫＥＩＲＩＮグランプリを制した武田豊樹（茨城）を筆頭に平原康多（埼玉）、浅井康太（三重）、村上博幸（京都）らＳ級Ｓ班軍団、地元の熊本からは中川誠一郎、松岡貴久らが参戦し、アツい戦いを繰り広げている熊本競輪場に１２日、タレントのやしろ優（２８）が来場。ものまねライブを行った。

　５Ｒ終了後、やしろはイベントステージに登場。普段はスポーツ紙などを片手に持った競輪ファンの男性が多いが、この日はやしろが来場するとあって、家族連れや男女カップルの姿が目についた。登場すると最前列のファンが飛び出して、やしろにプレゼントを渡した。これにはビックリしたようだが、このファンと絡んでいるうちに時間が押してしまう。１回目のステージでは「ぞうさん」を歌う芦田愛菜や、平原綾香、真矢みきなどを熱演。最後は得意の倖田來未になり切り、イベントステージ前列のファンとハイタッチをしながら「キューティーハニー」を歌い上げた。

　１回目のステージ後、デイリースポーツの取材に応じたやしろは「熊本に何度も営業で来てますし、競輪場のイベントも何度か出ましたが、熊本競輪場は初めて」と明かし「やしろっていう名字は本名（漢字では八代）なんですけど、熊本とは関係ないんです。八代亜紀さんみたいに出身地からいただいた名字ではないんですよ」と熊本に関係した話題でその場を盛り上げた。「（ショッピング）モールとかと競輪場は（客層が）違いますね。モールには新聞を持ったおじさんはいないですから。でも、そんなおじさんたちも手拍子してくれたり、拍手してくれたので、とても良かったです」と熊本競輪場を訪れたファンに感謝の気持ちを示した。