北島三郎G1初制覇 娘婿の弟子も感涙

満面の笑みを見せる北島三郎=京都競馬場(撮影・石湯恒介)
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 25日に京都11Rで行われた第76回「菊花賞・G1」で演歌歌手・北島三郎の所有馬キタサンブラック(北村宏騎手)が直線で抜け出して優勝。多くの競走馬を持つ馬主として知られる北島は、悲願のG1初制覇を果たした。

 09年キタサンチーフ(10着)以来、6年ぶり2回目の菊花賞参戦となった北島は、これがJRAのG1初制覇。皐月賞、ダービーに続きクラシック追加登録料200万円を支払っての参戦と執念が実った。

 レース後は芝コースに登場。「泣きました。ありがとうございました」とファンに感謝すると、「失礼かなと思うけど、うれしいから歌うよ!」と、レース前から語っていたように「まつり」のサビの部分を熱唱した。

 北島に同行して24日から京都入りしている弟子で娘婿の演歌歌手・北山たけしは、レース後、ブログで「キタサンブラック 菊花賞で優勝しました 本当におめでとう 感動して涙でました 師匠 おめでとう 最高です。」と感動で泣いたことを告白。

 「キタサンブラックを応援して下さった皆さんありがとうございました」と師匠で義父の北島にかわり、感謝を記した。

 北山は09年に北島の次女・智子さんと結婚。今年5月のイベントでは「師匠は最近、弟子より馬に力が入っている。負けてられません」と話していた。

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