落馬の福永は骨折で年内復帰絶望も
「スワンS・G2」(31日、京都)
2番人気に推された3歳馬アルビアーノが重賞2勝目を飾った一戦。最後の直線でローブティサージュが転倒し、福永祐一騎手が落馬するアクシデントがあった。
前を行くリトルゲルダ、テイエムタイホーの2頭の間を狙ったが、テイエムが斜行したことにより進路が狭くなり馬がつまずいたもの。ゴール前の最もスピードが出る場所とあって、激しく地面にたたきつけられる格好となった。
意識はハッキリしているものの右肩鎖関節脱臼、右鎖骨剥離骨折と診断され、天皇賞・秋のカレンミロティックが吉田豊に乗り代わるなど、日曜に予定している9鞍全ての騎乗を断念した。
福永は「右肩が上がらない。手術した方がいいと言われたら、きちんと治したいので受けることになると思う。そうなれば年内(の騎乗)は駄目でしょうね」と長期の離脱になる可能性も示唆している。
なお、テイエムタイホー(9着)に騎乗していた松田大作騎手は直線の外斜行でローブティサージュの走行を妨害したとして、11月7日から15日まで開催日4日間の騎乗停止処分となった。