【天皇賞】金子オーナー8大競争V
「天皇賞(秋)・G1」(1日、東京)
金子真人ホールディングス(株)(馬主名義が金子真人オーナーの時代を含む)が8大競走(3歳クラシック5戦と春秋の天皇賞、有馬記念)完全制覇を達成した。(有)サンデーレーシング以来の記録で、個人馬主としては初の偉業。JRA・G1完全制覇も残すところ高松宮記念、マイルCS、朝日杯FSの3戦のみとなった。
金子オーナーは「直線に向いた時、思わず『勝った!』と叫びましたよ。エイシンヒカリが逃げなかったから、早めに抜いてしまわないかと焦った」。大レースを勝ち慣れているだけに?冷静に振り返った。
母ポップコーンジャズはノーザンファームが01年、日高の1歳セリ市に出した馬。言うまでもなくキングカメハメハは現役時に所有していた04年ダービー馬だ。2頭の交配から、これだけの名馬が誕生したことを喜んだ。
2歳馬の半弟はクロフネ産駒で池江厩舎からのデビューが決定済み。1歳と当歳は全弟にあたるキングカメハメハ産駒。母は現在おなかにキンカメの子を宿している。