【競輪】武田が故郷でG3初制覇
「五稜郭杯争奪戦・G3」(3日、函館)
11Rで決勝戦が争われ、武田豊樹(41)=茨城・88期・SS=が、最終2角から番手まくりを放って優勝。北海道出身の武田は、初めて故郷でのG3戦を制した。
レースは、村上-稲川-笠松、岩津-橋本、山田-武田-菊地-加藤で周回。残り2周前には山田が先行態勢に入り、打鐘から村上と主導権争い。ペースが緩んだ最終ホームで、岩津が単騎でカマして先頭に立つと、武田も2角から発進して一気に巻き返した。
今年の武田は和歌山、玉野、西武園、熊本に続いて5回目のG3優勝。次走はG1競輪祭(20~23日、・小倉)を予定する。今年最後のG1戦に向けて「いい勝負ができる」と自信を深めた。