【シンザン記念】浜中ロジクライV
「シンザン記念・G3」(10日、京都)
好位で運んだ8番人気のロジクライ(牡3歳、栗東・須貝尚介厩舎)が直線でしぶとく脚を伸ばし、重賞を初制覇。大外一気に強襲した2着ジュエラーを首差で退けた。
近6年でシンザン記念4勝目となった浜中俊騎手は「いい馬に乗せてもらっていますし、良かったです。厩舎スタッフが本当にいい状態に仕上げてくれていましたね」と感謝の言葉を口にする。そして「なるべく内のいいポジションを取りたいと思っていた。3角でいいところを取れましたし、あとは伸びてくれることを信じるだけでした。横一線で、着差のないレースでしたが、最後まで頑張ってくれましたね」とパートナーをたたえた。
なお、3着には11番人気のシゲルノコギリザメが逃げ粘り、3連単は67万馬券に。武豊騎手とのコンビでデビュー2連勝を狙ったラルクは、スタートでやや後手を踏んだこともあり、馬群にもまれる競馬を強いられ13着に敗れた。