ロードカナロアとカレンチャンの子誕生
12、13年の香港スプリントを連覇するなど国内外で短距離のG1レースを6勝したロードカナロア(牡8歳)と、12年高松宮記念など短距離G1を2勝したカレンチャン(牝9歳)の子ども(牝馬)が3日、北海道の社台ファームで産まれた。
現役時代はともに栗東・安田隆行厩舎に所属し、ライバル(直接対決はロードカナロアの3勝1敗)でもあった2頭による夢の配合馬。1分6秒7のレコードタイムで決着した12年スプリンターズSでは、父が1着、母が2着とワンツーも決めている快速血統だ。
安田調教師は「無事に産まれてホッとしました。写真を見せてもらいましたが、まだ真っ黒でどちら似とは言えません。今週の競馬が終わったら会いに行こうと思っています」と感慨深げだった。早ければ18年夏にデビューすることになる。