【京都記念展望】レーヴミストラル重賞連勝なるか
「京都記念・G2」(14日、京都)
レーヴミストラルは日経新春杯を快勝。最後方で脚をためて、直線は矢のような伸びで快勝した。「もともと古馬になってからと思っていた。暖かくなって、さらに良くなる」と、今月いっぱいで定年を迎える松田博資調教師(来月からは高野友和厩舎への転厩)は重賞連勝に手応えをつかむ。
ヤマカツエースは福島記念、中山金杯と重賞2連勝。初勝利は1200メートルだったが、距離を延ばして良さが出た。1F延長も今の充実ぶりなら問題ないだろう。タッチングスピーチはエリザベス女王杯3着以来の実戦。その前走は勝ち馬と同タイムで、直線の脚は目立っていた。レース後、ルメール騎手(今回は乗り替わりを予定)が「今後はG1を勝てる馬になる」と豪語したほど。今年の飛躍が楽しみだ。
オーストラリア遠征をにらむトーセンレーヴや、昨年のダービー3着馬サトノクラウン、AJCC3着のショウナンバッハ、14年ダービー馬ワンアンドオンリーなど、ほかにも注目馬がそろう。