【阪急杯】ドンキ6着も岩田は前向き

 「阪急杯・G3」(28日、阪神)

 G1馬が貫禄を見せつけた。スタートから楽々と先頭を奪った1番人気のミッキーアイルが後続の追撃を完封し、14年スワンS以来となる重賞5勝目を決めた。昨年は5戦して未勝利だったが、落馬負傷で戦線離脱中の浜中俊騎手の代打で騎乗した松山弘平騎手が持ち味を生かし切ってのV。高松宮記念(3月27日・中京)の優先出走権を獲得した。

 一方、距離を短縮し初の1400メートル戦となった昨年の桜花賞馬レッツゴードンキは6着。2番手から勝ち馬を見る形でレースを進めたが、最後のひと伸びを欠いた。

 「止まったのは久々の分だろう」と岩田康誠騎手。それでも「返し馬から落ち着きがあって、これならマイルでもという感じだった。ゲートの中も道中も良かったし、調教でやってきたことの成果はあった」と前を向いた。

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