藤田菜七子 JRAデビュー戦は2着

2R、デビュー戦2着で笑顔をみせる藤田菜七子騎手=中山競馬場(撮影・三好信也)
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 16年ぶり7人目のJRA女性ジョッキーとなった藤田菜七子騎手(18)=美浦・根本康広厩舎=が5日、中山2Rで自厩舎ネイチャーポイント(牡3歳)に騎乗。JRAデビューを果たした。

 “菜七子人気”のおかげか、デビューから9、5、10着の同馬は過去3戦で13、13、10番人気だったが、この日は単勝7・4倍で16頭立ての3番人気に。スタート直後は好位から競馬を進め、その後は馬群にもまれる形でポジションを下げた。だが、直線で外に持ち出すとグイグイと末脚を伸ばして勝ち馬に迫ったところがゴール。JRAデビュー戦でいきなり2着。見事に連対を果たした。直線の追い上げにはスタンドから大歓声。中央競馬のファンの前で、早くも“話題先行”ではないことをアピールしてみせた。

 同期より一足先に3日の川崎で初陣を迎え、6鞍騎乗して(8)(4)(2)(5)(13)(3)着。「川崎で騎乗して少し緊張はほぐれました。中山は初めてになりますが、1鞍1鞍を大事に乗りたいです」と抱負を語っていた。

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