菜七子騎手 始球式登板も「0点です」

 JRA史上16年ぶり、7人目の女性ジョッキーとなった藤田菜七子騎手(18)=美浦・根本康広厩舎=が17日、千葉県の鎌ケ谷スタジアムで行われた日本ハム対ソフトバンクの始球式を務めた。

 オープン戦とはいえ、“二刀流”の大谷が先発ということもあって、内野席は完売するなど場内は活気にあふれていた。注目の一戦に花を添える形で同騎手が登場すると、拍手とともに大歓声。「競馬と違って、とても緊張しました。練習したことをイメージして投げたけど、全然ダメでした。0点です」とワンバウンド投球を振り返った。「大谷選手と会うのは初めてで、スラッとして大きくて“本物の大谷選手だ~”と思いました」と初の大役を楽しんだ。

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