【美浦通信】新人を育てる加藤征師注目
外国人ジョッキーに有力馬が流れ、新人には厳しい時代。そんな状況下でも積極的に新人を起用するトレーナーもいる。加藤征弘調教師もそのひとり。「乗せないと上手になっていかない。昔から俺はそうしていたよ。JRAからも“君は新人をたくさん乗せているね”と言われた」という言葉通り、過去にも石川、菱田、高倉らにチャンスを与え、彼らを軌道に乗せた。来週出走予定のメガミチャン(牝4歳)、再来週出走予定のケルシャンス(牝5歳)は3月デビューのルーキー・菊沢に依頼したという。トレーナーの意気に応える好騎乗を期待したい。(豊島俊介)