【桜花賞】メジャーエンブレムなぜ4着

4着に敗れたメジャーエンブレム=阪神競馬場(撮影・山口登)
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 「桜花賞・G1」(10日、阪神)

 断然人気を集めたメジャーエンブレムが4着に沈んだ。2歳女王に輝いた阪神JFと同じ舞台設定。なぜ女王は敗れたのか-。

 道中は7番手と、過去に経験したことがない位置取り。初めて馬込みでもまれてストレスもあっただろう。ルメール騎手が振り返る。「瞬発力勝負になった。そういう競馬を知らないのでスピードに乗らなかった」。直線は馬群を抜け出すのに手間取り、その間に2着馬に並ばれる形に。意地で先頭に立ったのは一瞬だけだった。

 レースの前半3F通過は阪神JFも桜花賞も同じ34秒8だったのに対して、後半3Fは前者が35秒8で後者が34秒3。1秒5も上がり3Fが速くなり、馬場状態の違いこそあれ勝ち時計も1秒1短縮された。いかに瞬発力が要求される流れだったかが分かる。

 積極策で自らレースを支配し、父ダイワメジャー譲りのスピードの持続力を武器に圧倒する-前2走とは全く異なる位置取り、流れに持ち味をそがれる形となってしまった。

 2着に敗れたシンハライトにとっては不運な結果。“前門の虎”こそつかまえたが“後門の狼”に食われた格好だ。勝ったジュエラーにとってはもってこいの展開。シンハライトを目標に、後方で脚をため、3F33秒0の末脚で勝負を決めた。リベンジか、王位を守るのか。距離が延びるオークスも展開が鍵を握ることになりそうだ。

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