「マイラーズＣ・Ｇ２」（２４日、京都）

　休みを挟んで３連勝と勢いに乗るネオスターダム。兄に重賞２勝を挙げたトーセンスターダム、近親には１１年の天皇賞・秋をレコードで制したトーセンジョーダンがいる良血馬。３歳春以来の重賞挑戦となるが、心身ともに成長を遂げた今なら強敵相手にひと泡吹かすシーンがあっても驚けない。

　フィエロは香港マイルで９着。直線で前が壁になり、力を発揮できずに終わった。ただ、昨年のマイルＣＳで２着。安田記念も４着と世界のマイル王モーリスと上位争いを演じた実力馬。まずは重賞タイトルをもぎ取って春の大舞台に向かいたい。

　六甲Ｓで新馬戦以来、久々に芝で勝ち星を挙げたダノンリバティ。叔父にヴァーミリアン、サカラートなどダート重賞での活躍馬を輩出する血統だけに、軽い芝の京都に変わるのがポイント。ここでも好走すればもう本物。試金石の一戦となる。

　他にも一昨年のマイルＣＳの勝ち馬ダノンシャークや、大阪城Ｓ１着、六甲Ｓ２着と好走が続くテイエムイナズマ。小倉大賞典の勝ち馬アルバートドックの巻き返しにも注目だ。