【ボート】やまと学校で死亡事故
一般財団法人日本モーターボート競走会は19日、福岡県柳川市のモーターボート選手養成所「やまと学校」で、女子訓練生(19)が模擬レース中の事故で死亡したと発表した。訓練中の死亡事故は初めてとなる。
事故が発生したのは19日午前10時36分ごろ。やまと学校内の第2水面で模擬レースの訓練中だった。亡くなった女子訓練生のボートに他のボートが衝突した。事故発生後、女子訓練生は同県久留米市内の病院へ搬送されたが、懸命な治療のかいもなく、午後6時22分に死亡が確認された。
亡くなった女子訓練生は、2015年10月に119期生として、やまと学校に入学していた。
日本モーターボート競走会の小池保夫会長は「お亡くなりになられた訓練生のご冥福をお祈りしますとともに、ご遺族の皆さまには心より深くお悔やみ申し上げます。若い尊い命が失われたことは本当に残念でなりません。再びこのような痛ましい事故を惹起せぬよう、当会をあげて事故の未然防止に努めてまいります」とコメントした。