【オークス】シンハライトが樫の女王に

 「オークス・G1」(22日、東京)

 1番人気のシンハライトが樫の女王に輝いた。道中は後方に構えて脚をため、直線でスパート。力強く馬群を割って先団をとらえ、約2センチで敗れた桜花賞の雪辱を果たした。勝ちタイムは2分25秒0。

 池添謙一騎手は「桜花賞で悔しい2着だったので、その悔しさを晴らすのはオークスの舞台しかない。そういう強い気持ちで臨みました」と会心のVに満足そう。「スタートして1歩目が遅くて、イメージより後ろになったが、その後は挽回してくれました。最後は真ん中を突っ込んで行こうと。外に出す時に邪魔をしてしまったが、抜けてからはグーッと伸びてくれましたね」と振り返った。

 鞍上にとっても桜花賞、春の天皇賞、NHKマイルCと、2着惜敗が続いた今春のG1。「もっとうまくなって、いい結果を出せるように頑張りたい」と意気込みを新たにしていた。

 なお、2着は2番人気のチェッキーノ、3着には5番人気のビッシュが入線した。

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