【宝塚記念】ドゥラメンテ凱旋門賞断念
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「宝塚記念・G1」(26日、阪神)
8番人気のマリアライトが、逃げるキタサンブラックをゴール前でかわし、外から猛追したドゥラメンテをしのいでV。並み居る強豪牡馬を蹴散らし、05年スイープトウショウ以来、11年ぶり3頭目の牝馬の優勝を決めた。
まさかの結末だ。断然の支持を集めた1番人気のドゥラメンテは2着に敗れ、騎乗したミルコ・デムーロ騎手は入線後に歩様の異常を感じて下馬した。診断の結果は左前肢ハ行。
サンデーレーシングの吉田俊介代表は「ゴール後にバランスを崩したようです。左脚を痛めたようですね。(X線に)映っていない可能性もありますし、じん帯や腱はあとから分かることもあるので」と説明。登録済みの凱旋門賞・仏G1(10月2日・シャンティイ)については「やめます。今後は白紙です」と話した。当面は栗東トレセンの診療所で様子を見る予定。