Rソックス覇権奪回に向けて大補強
上原浩治投手らが所属するレッドソックスがドジャースからフリーエージェント(FA)となっていたハンリー・ラミレス内野手(30)と4年8800万ドル(約104億円)で合意したと米スポーツ専門局、ESPN(電子版)などが24日(日本時間25日)伝えた。
同サイトによると、一時は5年契約で合意したと見られていたが、5年目はオプションで年俸2200万ドル(約26億円)になるという。
レッドソックスは争奪戦になっていたジャイアンツからFAとなっているサンドバル三塁手とも5年1億ドル(約118億2千万円)規模の契約で合意したと伝えられている。
遊撃手が本職のラミレスには三塁手へのコンバートの話もあるが、ボストン・グローブ紙のピート・アブラハム記者のツイッターによると、レッドソックスはボガーツを来季も正遊撃手として起用。サンドバルを三塁に置くことからラミレスを左翼手に転向させる案が浮上しているという。
またレッドソックスは今季途中にアスレチックスへトレードに出した先発左腕のレスターの再獲得に向けて動いている。水面下で今オフ最大級の目玉選手の争奪戦が繰り広げられる中、6年1億3000万ドル(約153億6千万円)規模の条件を提示したとも情報もある。
13年にワールドシリーズを制しながら、今季は地区最下位に甘んじたチームが覇権奪回に向けて大補強を展開している。