球児が大リーグ2年間の葛藤語る
大リーグ・レンジャーズの藤川球児投手が6日、関西テレビ「イキザマJAPAN」(8日午前6時30分から放送。関西ローカル)の収録に参加。MCの小籔千豊との対話形式で、ケガに悩まされたここ2年の様子や、新天地で迎える今季の意気込みなどを語った。
藤川は12年オフに阪神から海外FA権を行使してカブス入り。しかし同年5月に右肘を痛め、6月に靱帯(じんたい)修復手術を受けた。
約1年2カ月のリハビリを経て昨年8月に戦列復帰し、15試合に登板した。シーズン後にFAとなったが、12月にはレンジャーズと契約。完全復活に向けて着実に歩んでいるように見えた。それでも、胸中には様々な葛藤があったという。
収録では、大リーグだけにとどまらず、古巣・阪神についての話題にも花が咲いた。今年でプロ生活17年目となる藤川は「誰にも伝えていなかったことを、どこかで発信しないといけないと思った。自分が経験したことを次の世代に伝えたかった」と出演の理由を明かした。