イチロー、昨季新人王と元阪神投手に…

メッツ投手陣の前に無安打に終わったイチロー=フロリダ州ジュピター(撮影・小林信行)
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 「オープン戦、マーリンズ3-12メッツ」(23日、ジュピター)

 マーリンズのイチロー外野手(41)は23日(日本時間24日)、メッツとのオープン戦に「6番・左翼」で出場し、3打数無安打だった。

 昨季ナ・リーグ新人王のデグロム投手との初対決。初回2死一塁の第1打席は、カウント1-2から7球目の132キロチェンジアップを打って出て二ゴロ。四回1死一塁の打席はワンストライクから2球目、151キロ速球を三ゴロ(結果は二封)だった。六回は元阪神のカーライルに対し、カウント1-2から4球目の135キロカットボールを叩いて三邪飛だった。

 試合は、マーリンズが3-12で敗れた。

 デグロムとの初めての対決。試合後に昨季の新人王だったことを伝え聞いたイチローは「そうなの?」と知らなかった様子。150キロを超えるムービングファストボールや130キロ台前半のチェンジアップの緩急の投球について「あんな感じ。見たままの感じですね」と淡々と話した。

 この日は見せ場を作ることができなかったが、打席ごとに大きな声援を受けた。球場内で販売されている背番号「51」Tシャツの売れ行きも順調で、人気のバロメーターでもあるファンレターの数も他の選手を圧倒している。

 クラブハウス内の一角には選手の背番号で区切られた“郵便受け”があるが、イチローと同じ外野手のスタントンだけはスペースが足りずに大箱を使用している。

 「郵便物が多すぎて、急きょ箱を用意しました。実は別の場所に置いている箱もいっぱいになっています」と球団関係者。今季新加入のベテランが昨オフに13年3億2500万ドル(約390億円)で契約延長した25歳の主砲と人気を二分している。

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