ダル 手術経験を野球界のために生かす
先月17日に右ひじじん帯の修復手術を受けたレンジャーズのダルビッシュ有投手が8日(日本時間9日)、ツイッターで現状報告し、自らの手術→リハビリ経験を野球界のために役立てたいという意思を明らかにした。
ダルビッシュは「手術してから約3週間経ちましたが、今のところかなり順調に来ています。曲げ伸ばしもだいぶ可動域が出てきています」と数値も上げて示し「自重のスクワット等も始めました」とステップを順調に踏んでいる様子を明かした。
その上で、「せっかくトミージョン手術を受けたのでなにがリハビリにいいかを色々探って試しています」と、ダルビッシュらしい探求心を発揮。「将来の野球界のためになるかもしれません」と、自分の経験を後にひじを傷める選手たちに少しでも役立てるつもりだ。
ダルビッシュはこれまでも各種サプリメントについて研究、ツイッターで“発表”するなど、パイオニアとしての意識を持ち続けている。
ダルビッシュはまた、ヤンキース・田中将大投手が手術を選択しなかったことをダルビッシュとの「野球観の差」とする報道についてはきっぱり、「単純に靱帯の損傷度の差でしょう」と切って捨てた。