「マーリンズ２－４ダイヤモンドバックス」（１９日、マイアミ）

　マーリンズのイチロー外野手（４１）が七回の守備から中堅で途中出場。八回の打席は空振り三振で打率は・２８４となった。メジャー通算安打数は２８７３本と変わらず、歴代４２位で並んでいたベーブ・ルース超えは次戦以降に持ち越された。

　個人的理由で前日の試合を欠場した正中堅手のオズナが戦列復帰。再びベンチスタートとなったイチローは、同点の七回２死一塁の場面で投手と野手を同時交代させるダブルスイッチで中堅の守備に就いた。

　２－２の七回２死一塁の打席はカウント１－１から一塁走者のエチャバリアが二盗に失敗し、攻守交代。八回、先頭の打席は、過去の対戦成績６打数３安打の右腕、Ｄ・ハドソンに対し、１ボール２ストライクからの５球目、１３５キロの外角低めチェンジアップに空振り三振だった。

　試合は、マーリンズが敗れて今季２度目の５連敗。借金は同最多タイの８となった。前日にＧＭから監督に就任したジェニングス新監督の初勝利はならなかった。