張本氏、ムネリンに「帰っておいでよ」
野球評論家の張本勲氏(75)が25日、レギュラーコメンテーターを務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜、前8・00)の人気コーナー「週刊御意見番スポーツ」で、大リーグのブルージェイズの所属する川崎宗則内野手(34)に対して「今年最後(のアドバイス)、帰っておいでよ」と日本球界への復帰を催促した。
ブ軍はアメリカン・リーグのリーグチャンピオンシップでロイヤルズに敗れ、ワールドシリーズへの進出を逃した。この試合で川崎は登録メンバーから外れながら、ベンチに入って戦況を見守り、敗戦後は「悔しいです」などとコメントした。
張本氏はシーズンを通して「まだ米国にいるの?」と川崎の日本復帰を進言してきたが、この日は「何でベンチにいるの?マスコットみたいなものか」と大リーグでは選手としての居場所がないことを評しながら「今年最後、帰っておいでよ」と話した。
また、ゲストコメンテーターの元中日・山崎武司氏も「川崎君の表情を見ていると寂しそう。日本に帰ってくるのでは」と予想した。米挑戦4年目のシーズンを終えた川崎はブ軍との契約も今季限りとなるが、来季の去就については明言を避けている。