グリフィーJr.氏「24」永久欠番に
大リーグ、マリナーズは8日(日本時間9日)、このほど史上最高得票率で米国野球殿堂入りを果たしたケン・グリフィーJr.氏の背番号「24」を永久欠番にすると発表した。
大リーグでは初の黒人選手でもあるドジャースのジャッキー・ロビンソン氏の「42」がメジャー全30球団の永久欠番に制定されているが、マリナーズが自軍選手の番号を永久欠番にするのは創設40年目にして初となる。
同氏は87年ドラフトでマリナーズから全体1位指名を受けてプロ入りし、89年に19歳でメジャーデビュー。2010年に引退するまで22年間で2671試合、打率・284、史上6位の630本塁打、1836打点の成績を残したほか、MVP1回、本塁打王4回、ゴールドグラブ10回などのタイトルも獲得した。マリナーズでは89~99、09、10年にプレーした。
グリフィーJr.氏は今年の殿堂入り投票で候補1年目ながら史上最高得票率となる99・3%(全440票のうち437票)で殿堂入り。マリナーズは8月5~7日に「ケン・グリフィーJr.ウィークエンド」と題したイベントを開催し、同6日に永久欠番の式典を行う。