元阪神・アッチソン引退 米でスカウトに

 大リーグ、インディアンスは14日(日本時間15日)、元阪神のスコット・アッチソン投手(39)が現役を引退し、同球団のスカウト&投手コーチ補佐に就任すると発表した。

 同投手は08、09年に阪神のセットアッパーとして活躍。通算117試合、12勝9敗、防御率2・77の成績を残し、惜しまれながら帰国した。

 10年にレッドソックスで米球界復帰。その後はメッツ(13年)、インディアンス(14、15年)を渡り歩いた。インディンス時代の14年は自己最多の70試合に登板し、6勝0敗、防御率2・75。昨季は23試合で1勝1敗、防御率6・86だった。

 04年にマリナーズでメジャー・デビュー。メジャー9年の通算成績は298試合、17勝11敗3セーブ、防御率3・63。

 インディアンスの発表によると、アッチソンは先乗りスカウトとして情報収集するほか、投手コーチ補佐も務めるという。

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