イチロー、浜田雅功を大絶賛
マーリンズのイチロー外野手(42)が24日(日本時間25日)、フロリダ州ジュピターでキャンプ2日目を迎えた。
この日は今年初めてピッチャーが投げる球を体感した。味方の2投手を相手に4打席立ち、合計17球。投手が投球感覚を取り戻すことや打者が球筋を見極めることが目的のため一度もスイングしなかったが、左投手に対しては右腕に防具をつける周到ぶり。自身の打席が終わると捕手の後方に回って投球を観察し、限られた時間をフル活用した。
練習の合間にはボンズ打撃コーチの話に聞き入った。同コーチの父と弟が元大リーガーで従兄弟に殿堂入り選手のレジー・ジャクソンがいるなど、アスリート一家であることを知らされ、しきりに感心していた。
前日のキャンプ初日は親交のあるダウンタウン・浜田雅功から贈られた“直筆”Tシャツを着て球場入りしたイチロー。この日はイチローと思われる打者のイラストは同じだったが、色は白から紺に変わり、「肩もわりかし強いほうやし」と、その強肩をゆるく褒める言葉が添えられていた。
昨年のキャンプでも日替わりTシャツで見る者の目を楽しませたイチローは「浜田さんは凄いですよ」と感嘆の声。「去年のあの(オリジナル)Tシャツ以上のものはないなって思ったけど、それを凌駕してくるっていうのはすごい。まったく違うことをやって、違う角度から、違うアプローチで超えることはできるかもしれないけど、同じTシャツ・シリーズで、凄いと思うよね」と、そのセンスを絶賛した。