イチ42歳でも“盗塁自由”の権利

キャンプインから4日連続でダウンタウン・浜田から贈られたTシャツで球場入りしたイチロー=ジュピター(撮影・小林信行)
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 「マーリンズ春季キャンプ」(26日、ジュピター)

 マーリンズのイチロー外野手(42)が自らの判断で盗塁を試みる「グリーンライト」の権利を与えられる方針であることが26日(日本時間27日)、分かった。マーリンズの首脳陣の1人が明らかにした。

 昨季のイチローはメジャー15年で自己最少の企図数16だったが、15年連続2桁の11盗塁をマーク。メジャー通算498盗塁とし、大台にあと2に迫っている。

 常々、「盗塁は量より質」と話しているイチローについて首脳陣の1人は「まだ正式に決まっていない」と前置きしながらも「今季も『グリーンライト』を与えることは間違いない」と断言。「イチローは頭のいい選手。ただ盗塁するのではなく、どの場面で得点圏に進めば効果的なのか、常に戦況を見ながら走っている」と全幅の信頼を寄せている。

 この日のイチローはキャッチボールや守備練習、フリー打撃など、約2時間の全体練習に参加。球場入りの際にはキャンプ初日から4日連続でダウンタウン・浜田雅功から贈られたTシャツで登場した。

 今回は2作目と同じ紺色。独特のタッチで描かれたイチローらしき打者のイラストに、関西弁で「脚もわりかし速いほうやし」の言葉が添えられていた。

 ここまで披露された4枚はすべて同じイラストだが、記された文言は異なる。初日は「人生は42歳から始まるんやて」、2日目は「肩もわりかし強いほうやし」、前日は「守りも固めやし」だった。

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