ムネリン、開幕メジャーならず
大リーグ、カブスがマイナー契約を結んでいた川崎宗則内野手(34)との契約を一旦、解除し、新たにマイナー契約を結び直した、と29日(日本時間30日)、複数の米メディアが伝えた。
米スポーツ専門局、ESPN(電子版)によると、カブスはこの日、開幕ベンチ入りの25人を発表。マイナー契約の川崎はメジャー登録可能な40人枠に入っていないため、3Aアイオワで開幕を迎えると伝えた。
また、川崎の契約を一旦、解除したことにも言及。マイナー契約の選手をメジャー40人枠に入れることなく、保持するためには球団は労使協定で定められた10万ドル(約1100万円)の“残留特別手当”を選手に支払わなければならなかったためと説明した。同サイトによると、カブスは川崎を含む3選手と再契約を結んでおり、合計30万ドル(約3300万円)の節約に成功したことになる。
11年オフにソフトバンクからフリーエージェント(FA)となり、マリナーズとマイナー契約を結んで以来、5年連続でマイナー契約からメジャー昇格を目指す川崎。ここまでオープン戦19試合に出場し、打率・375、出塁率・468をマーク。“チーム首位打者”(15打席以上)の好成績を残している。