元阪神・呉昇桓、メジャー第1球は暴投
昨季まで阪神の守護神として活躍したカージナルスの呉昇桓投手(33)が3日(日本時間4日)、パイレーツとの開幕戦でメジャーデビューを果たした。0-3の七回から2番手で登板し、1回無安打、2四球2奪三振で無失点だった。
先頭の左打者ジョイスに対し、初球は150キロの直球がワンバウンドになり、捕手の後方へ。3球連続ボールの後、ストライクとファウルでフルカウントとしたが、6球目のスライダーが外角低めに外れて四球となった。
次打者を二ゴロに打ち取り、1死二塁。主砲のマッカチェンにはフルカウントから四球を与えてピンチを広げた。
1死一、二塁。3番フリース、4番マルテにもフルカウントとしたが、見送り三振と空振り三振で無失点に抑えた。
メジャー初登板は打者5人に対し27球。2つの三振を奪ったが、15球がボールと制球に苦しんだ。試合はカージナルスが1-4で敗れた。