MLB大乱闘でレ軍オドアら14人処分

 大リーグ機構は17日(日本時間18日)、乱闘などで8人の退場者を出した15日のレンジャーズ対ブルージェイズ戦で相手選手に顔面パンチを繰り出したレンジャーズのオドアに対し8試合の出場停止を命じるなど、計14人の選手、首脳陣に出場停止もしくは罰金を科したと発表した。

 大乱闘がぼっ発したのは八回表。二塁を守るオドアがバティスタの併殺崩しのスライディングに激高した。それを機に両軍の選手や首脳陣がフィールドになだれ込み、至る所で小競り合いが起こった。オドアはバティスタにつかみかかり、両手で小突いた後、強烈な右ストレートを相手の左ほおにさく裂させた。

 大リーグ機構の発表によると、出場停止はオドアの8試合がもっとも重く、球審への暴言で三回に退場処分を受けていながら大乱闘の際にフィールドに出たブルージェイズのギボンズ監督と、大乱闘後にレンジャーズのフィルダーに死球を与えたブルージェイズのチャベスに3試合。ギボンズ監督同様、三回に退場処分を受けながら八回の乱闘の際にベンチに戻ってきたレイパーコーチと、大乱闘の際に相手に殴りかかったとしてレンジャーズのアンドラスに1試合の処分が科せられた。

 騒動のきっかけとなったバティスタにも1試合の出場停止が科せられた。

 また、乱闘直前にバティスタに死球を与えたレンジャーズのブッシュや故障者リスト入りしているにもかかわらず、フィールドに飛び出したグリフィンらに罰金が科せられた。一部の米メディアによると、オドアへの罰金は5000ドル(約54万5千円)だという。

 オドアとバティスタは同機構の裁定を不服として、異議申し立てを行っている。

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