チチロー、息子の大記録達成に涙

 マーリンズ・イチロー外野手(42)の父、宣之さんは16日、愛知県豊山町の自宅で、息子がメジャー記録を上回る日米通算4257安打目を放った瞬間を見届けた。「グリーンスタジアム神戸で初めて200安打を達成したとき(94年)のことを思い出しました。あのときも痛烈なライナーでの二塁打。胸にこみ上げるものがあり、久しぶりに感動しました。ここまで、よくきたなと思います」と感慨に浸った。イチローがシーズン200安打を記録したのはオリックス時代の94年。日本球界では初めてのことだった。

 「テレビ中継の解説が(オリックス時代の打撃コーチの)新井さんで。仰木監督、土井監督、日本でお世話になった監督さんは、お二人とも亡くなられましたが、指導してくださった方々の顔が浮かび、ありがとうの思いがこみ上げ、涙が出てきました」と、イチローの恩師に感謝。そして「日米合算と言われることは、日本の野球のレベルアップしている証拠だと思います。イチローには、ここまできたら、もっとやってくれと言いたい。お祝いの言葉として、もっとがんばれ!と伝えたいですね」と、大記録を達成した息子に、さらにハッパをかけた。

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